梅雨時期に気を付けたい!食中毒を防ぐ食品の取り扱いのコツ

本格的な「梅雨」に入る時期は、気温・湿度ともに上がるため、食品の取り扱いが気になりますね。今回は、細菌に関する情報をお届けします。
 
気温・湿度ともに高い6~9月にかけて、多く発生するのが、細菌による食中毒です。
その原因で、ここ数年トップなのは「カンピロバクター」という細菌です。鶏や豚、牛など多くの動物の腸内に生息している細菌で、1~10℃の低い温度でも生き延びることができ、冷凍しても完全には死滅しません。少しの菌量でも腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの食中毒症状を起こすことがあります。通常は2~5日くらいで回復しますが、まれに再発したり、ギラン・バレー症候群を併発※することも報告されています。

※カンピロバクターに感染した後、数週間たってから、1~2%の割合で、手足や顔面神経のまひ、呼吸困難などの「ギラン・バレー症候群」を起こすことが報告されています(日本食品衛生学会HPより)

 
皆さんは、切るものによって包丁・まな板を分けていますか?生のお肉を切った後に、ついついキャベツやトマトを切ったり、加熱したお肉を切っていませんか?調理器具は使い分けるか、食材ごとに洗浄するようにしましょう。また、調理器具だけでなく、手からも汚染は広がるので、注意してください。

 
\野外バーベキューの時にはこんなことに注意!/
カンピロバクターによる食中毒が夏に多い特徴のひとつとして、野外でのバーベキューがあります。火力が弱かったり、逆に強すぎて周りが焦げて中に火が通っていなかったり、焼けるのが待てなかったり…。そんな経験はありませんか?「新鮮なお肉=生で食べても大丈夫」ではありません!中までしっかり加熱しましょう!

 

ユーコープの商品検査センターの取り組み

ユーコープ商品検査センターでは、商品の取り扱い中や取り扱い前にさまざまな検査を
行い、組合員の皆さんが口にするまで品質が担保でき、おいしくお召し上がりいただけ
るかを確認しています。
 
検査担当からのアドバイス
「生の鶏肉」からは高い確率で“カンピロバクター”が検出されることが知られているため、はぐくみ鶏などの生の鶏肉商品についても定期的に確認しています。食中毒の予防は「付けない、増やさない、やっつける」です。十分な加熱はもちろんのこと、食肉を取り扱った
際には十分な手洗い、器具の洗浄を行いましょう。
微生物検査担当 谷
最後まで読んでいただきありがとうございました。

加熱すれば大丈夫、と思っていましたが自分の手から他の食材に移ってしまうのは盲点でした!うーん、ズボラなのでしっかり手やまな板を洗うように気を付けなければ!

今回の企画が皆さんの暮らしにお役に立てれば幸いです。
またゴハンのもとをのぞいてみてくださいね。

ゴハンのもと編集部