「日本でも毎日飲める炭酸水を作ろう!」と想いから誕生!

「CO・OPただの炭酸水」は、コープで20年以上供給しているロングセラー商品。ご存知の方も多いのではないでしょうか?
コープに誕生したのは1998年のこと。当時、開発担当者はこう思っていました。
「ヨーロッパでは毎日のように炭酸水を飲む習慣があるのに日本にはないぞ。」「そうだ!日本でも毎日飲める炭酸水を作ろう!」と。その熱い想いからついに商品開発がはじまったのです。
選んだ水は福岡県甘木の銘水。

そこで開発担当者が炭酸水を作るために目を付けたのが、水のおいしい、福岡県の甘木(あまぎ)でした。
福岡県甘木は、美しい川と豊かな山林に囲まれた「水の郷百選」に選ばれた田園地帯で、ホタルの名所としても有名な場所です。
商品開発はCO・OPと製造元㈱ふくれんと、強力なタッグで。
商品開発は、コープと、製造元になる福岡県甘木市(現朝倉市)の㈱ふくれんが共同で研究を重ねていきました。
じつはその当時日本にも炭酸水はありましたが、お酒の割材として使うことが前提だったので、そのまま飲んでもおいしいものではありませんでした。今でこそ各社がいろいろな炭酸水を世の中に出していますが、そのまま飲める無糖炭酸飲料(砂糖ゼロ、香料ゼロ、カロリーゼロ)の発売はコープが先駆けでした。

「CO・OPただの炭酸水」は、地下200メートルからくみ上げた天然水を使用。

「CO・OPただの炭酸水」は、福岡県甘木の地下200メートルからくみ上げた古処山系深井戸の天然水を使っています。その水を最小で0.2ミクロンという極細の目のフィルターで5回ろ過した後、炭酸を吹き込んで炭酸水にします。完成したばかりの炭酸水は、水の硬度は50度、炭酸のガスボリュームは4.0と、かなりの強炭酸になっています。出荷、運搬の過程を経て、お手元に届くころに、飲んでおいしいと感じるように、ちょうど良い飲み加減に調整して作っています。
パッケージもボトルも年々進化。
デザインも“カワイイ!”SNSで話題に!
◇パッケージの変遷◇

1998年 200ml缶発売
2007年 500mlペットタイプ発売
2015年6月 デザイン刷新
2016年7月 フラワーデザインボトル発売
2017年4月 デザイン・容器リニューアル 6月 ネイチャーデザインボトル発売
2017年にペットボトルを軽量化し、包材を削減しました。
2017年の容器リニューアルでは、地球温暖化対策に取り組み、ペットボトルを軽量化。重さを約7グラム軽くし、年間約327トンの原料の削減を。さらに外側のフィルムの大きさも約0.2グラム分小さくして、年間約9.3トンの包材の削減を実現し、環境保護につとめています。
SNSでも話題になったデザインボトルは、暮らしをさりげなくお洒落に演出。

Instagramの投稿より
そのまま飲むのはもちろん、ほかにもこんな使い方をしています。
~組合員さんの声~
◇私は、天ぷらの衣に使います。→さっくり揚がります!
◇私は、ホットケーキに入れます。→生地がフワフワになります!
◇私は、CO・OP玄米黒酢に入れます。→お酢が苦手でも飲みやすくなります!
「炭酸水を飲む習慣を日本に!」あの想いから20年を越えて。
今や日本でも、お水やお茶、ビールの代わりに「炭酸水」を飲むことが日常になってきた今日この頃。20年を越えて、コープはまたさらに新しい想いを胸に、新しい挑戦に励んでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ぜひ次回も「ゴハンのもとを作るヒトビト」をお楽しみください。
ゴハンのもと編集部