誰かのえがおにつながるお買い物 フェアトレードバナナ

皆さんは「フェアトレードバナナ」をご利用になったことはありますか? フェアトレードバナナには生産者の笑顔につながる、生産者を支援するしくみがあります。 どんなしくみで、どんなふうに生産者に幸せをもたらすのか…。その物語をのぞいてみましょう。
 

フェアトレードって、なに?

「フェアトレード」は日本語に訳すと「公正貿易」という意味で、発展途上国で生産される作物や製品を適正価格で継続的に取り引きをすることを指します。発展途上国では、生産コストを下回るほどの不当に安い価格で商品が取り引きされてしまい、労働に見合った賃金が支払われないことから、一生懸命働いても貧困から抜け出せなくなる負のスパイラルに陥ることがあります。「フェアトレード」は途上国の人々に仕事の機会を提供するとともに、生産コストに見合った価格で、継続的に取り引きを行うことで、生産者が生活していける賃金を保証します。安心して働ける場を作ることで、自らの力でくらしを向上させる手助けをしているのです。ユーコープのフェアトレードバナナは適正価格での取り引きに加え、1袋につき約4円が、労働者やその家族が住む地域に還元されます。
 
還元金の使いみちは?
<写真左>食生活の見直しのために始めた家庭菜園を広げ、野菜の販売方法なども学びました。
<写真右>地域行政と共同で、5歳~12歳の子ども向けに読書や絵画教室のプログラムを提供しました。


2018年度までに1 8 0 0 万円以上の還元金をお渡ししました。還元金は、フェアトレードバナナの農園の従業員がつくる労働者基金「フロートラバン」で使いみちを決め、バナナ農園の作業員の住宅環境の改善や、地域の子どもたちが通う学校の建設、下水道や道路の整備など、地域の環境を整えるために活用されています。コロンビア共和国は長
く続いた内戦の影響により、南米で最も貧富の差が激しい国の一つで、インフラの整備が進んでいない地域が散在しています。還元金は生産者のくらしを豊かにし、生産者やその家族を笑顔にすることに、役立っています。

 
フェアトレードバナナの味の特長は?
店頭やお買物めもに並ぶ、数種類のバナナ。味、価格、産地、栽培方法など、選ぶ基準は人それぞれですが、味の違いを左右するのは何か知っていますか?暑い国の果物というイメージが強いバナナですが、実は標高が高い場所(500m以上)で栽培すると、寒暖差などにより甘く育ちます。標高が低い場所(ローランド)で栽培されたバナナはさっぱりした甘さで、高い場所(ハイランド)で栽培されたバナナはコクのあるねっとりした甘さになります。フェアトレードバナナの産地コロンビアのサンタマルタは標高200m以下と低地ですが、昼夜の寒暖差が 15 度と高地に近い環 境にあるため、他のローランド栽培のバナナより甘く育ち、豊かな甘みとほどよい酸味が特長です。

収穫したバナナは、形や大きさ、香りの検査を実施。洗浄 や箱詰めも人の手でひとつひとつ丁寧に行っています。

 

さいごに、ちょっとのアレンジでさらにおいしくなるバナナのスイーツをご紹介します。

バナナのガトーインビジブル
作り方はコチラ

<材料>パウンドケーキ型1本分
バナナ       4本
レモンの絞り汁   大さじ1
バター       50g
卵         2個
牛乳        70g
砂糖        40g
薄力粉       80g
ココナッツロング※ 20g
※ココナッツロングがなくても作れます。

 
ベイクドバナナチーズケーキ
作り方はコチラ

<材料>直径15cmの型
バナナ     2本
クリームチーズ 200g
卵       2個
生クリーム   100g
グラニュー糖  70g
レモン汁    大さじ1
薄力粉     大さじ2
クラッカー   50g
バター     20g


 
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最後まで読んでいただきありがとうございました。今日食べたバナナが、労働者やその家族が住む地域の支援につながるんですね。いろいろなバナナがありますが、ぜひフェアトレードバナナに手を伸ばしてみてくださいね。
ゴハンのもと事務局