毎日の家事や子育てのこと、「こうしなきゃ」「もっとちゃんとするにはどうしたら?」と思っていませんか?
ここには、ユーコープ組合員や専門家がみんなで考えた「これでいいんだ」と思える暮らしのヒントがたくさん!あなたに合ったおおらかなラクちんを見つけてください。
目次 | Index
中期は離乳食から栄養を摂らせた方が良い?みんなのお悩み
色々な食材を与えなければと思うけど、一つの食材を調理するとそればかり与えてしまうので、栄養バランスがとりづらいです。
(ynplさん)
たくさん食べられないので少量の中に栄養を求めることが難しいです。
(なっつさん)
食べムラがあり一生懸命時間をかけた物を食べなかったりします。それで結局市販品を食べさせたりと、正解がわからないまま…。
(メープルさん)
中期の栄養バランス、そんなに気にしないで!先輩ママ・パパの声
自分で作るのは玉ねぎ、にんじん、ジャガイモなどの野菜を炊飯器にぶっ込んでスープにして冷凍して置くくらいです。あとはコープの裏ごし野菜をレンチンしたり、ベビーフードのおかゆを使ったり。レンチンもめんどくさい時はパウチの離乳食をそのまま使ってます。
(たなかさん)
まだ母乳や粉ミルクを飲んでいる時期なら、そこからの栄養補給もできるのであまり心配せずに…。色々な食材を試してあげて、世の中には色々な味のものがある事を教えてあげるってくらいで良いと思います。
(あこさん)
おかゆに野菜ジュースやすりつぶし野菜を混ぜてリゾットにしたり、すりつぶした魚を混ぜて食べさせたりしました。どうしても受け付けない味の野菜があったので、それは諦めました。いくつか食べない物があっても大丈夫ですよ!
(しとらすさん)
母乳や白米しか食べない我が子達でしたが、学校では皆勤賞を何回かいただくほど健康で元気に育ちました。
バランス良く食べられた方が良いのでしょうけど、子どもやパパママが負担に思う事を無理に頑張らなくても良いと思います。悩むより笑顔でいることの方が大切!
(あずきさん)
離乳食初期は食べることに慣れる段階でしたが、中期になると食事からの摂取が必要になる栄養素も出てきます。
でも、「何をどうやって摂らせれば?」と深く悩みすぎないで。この時期に不足しがちな栄養素とその栄養素を含んだ食材をご紹介します。
管理栄養士のおおらかアドバイス
あれこれたくさんの栄養を摂らせなきゃ…と思わなくて大丈夫!中期はとりあえず「鉄」だけ意識してみて。
管理栄養士 古川沙織
母乳に不足しやすい「鉄」
生後6カ月を過ぎると、赤ちゃんは体内に蓄えていた鉄をほぼ使ってしまいます。育児用ミルクには鉄が十分含まれていますが、母乳には少ないため食べ物で補っていく必要があります。離乳食中期からは、「鉄」を含む食材を少し意識して取り入れてみましょう。
ちょい足しや新しい食材に挑戦を
おかゆやヨーグルトに「きなこ」をかける、かつおやまぐろといった「赤身の魚」に挑戦するなどしてみましょう。育児用ミルクを離乳食に取り入れるのもいいですね。食べられるたんぱく源や野菜の種類を増やしていくことでも、栄養素のバランスは自然と整っていきます。
離乳食のあとは母乳やミルクをしっかり
まだまだ栄養の中心は母乳やミルク。離乳食後の授乳は、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませて大丈夫です。
管理栄養士オススメのおおらかレシピ
ちょい足しでOK! 気になる栄養バランス改善! 中期食のおすすめ食材「きなこ」
ほんのりした香ばしさが食欲をそそる!
取り入れやすいたんぱく質&鉄分補給食材。
▼詳しいレシピはこちら
材料(1回分)
CO・OP北海道の大豆100%使用きな粉・・・ひとつまみ
CO・OP茨城県産さつまいもスティック・・・20g
育児用ミルク(または牛乳)・・・適量
作り方
- さつまいもスティックは電子レンジ600Wで30秒加熱する
- 1をマッシュ状にすりつぶす
- きなこを加えてよく混ぜる
- 育児用ミルクを加え、豆腐くらいの硬さに調整する(さつまいもの硬さに応じてミルクの量を調整してください)
きなこは鉄が豊富なうえ、粉末であらゆる料理に混ぜやすいため、離乳食におすすめの食材です。
加工の段階で加熱されているので、そのまま離乳食に使って大丈夫。使う際は赤ちゃんが粉を吸い込んでむせてしまわないよう、食材に混ぜるか溶かしてからあげましょう。
赤ちゃんがおかゆに飽きた時も、きなこを加えることで味に変化がつけられますよ。
ユーコープのオススメ商品
CO・OP 北海道の大豆100%使用きな粉 100g
北海道産大豆を100%使用し、直火焙煎製法で煎りあげました。きな粉牛乳・わらび餅・くず餅・あべかわなどに使えます。
さつまいもスティック
さつま芋を食べやすくスティック形状にカットして蒸し上げ急速凍結しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。
ゴハンのもと編集部