SDGs、サステナブル、持続可能な社会…。最近よく聞くようになったけど、自分には無縁だと思っていませんか?でも実は、サステナブルは日常の中にたくさん潜んでいるんです!
ワーママゆっこと一緒に学ぶ、今日からできる社会にちょっといい暮らし。そのヒントをお届けします。
第21話 おなじ願いをみんなで協力してかなえる団体!










協同組合ってなに?

協同組合とは、共通のニーズや願いを持った人同士が自発的に集まって、事業を通してそれを実現する組織です。出資金を出し合い、組合員となって事業を利用し、運営にかかわります。
一人では難しいことも、助け合い、力を合わせることで実現することができます。ユーコープのような生協も協同組合のひとつです。
協同組合は、組合員のニーズに応えるだけでなく、協同組合同士、地域の諸団体と連携して地域の発展に貢献することが求められています。
ユーコープも神奈川県の生協や労働者福祉協議会などと協力してフードバンクかながわを設立したり、各県ではヒロシマ・ナガサキスタディツアーなど平和につながる活動を他生協と一緒に取り組んでいます。災害時には全国の生協が被災地の生協の支援に駆け付け、復興に向けて協力し合います。
世界に広がる協同組合
150か国に300万の協同組合があり、組合員数は10億人を超えています。
日本には、ユーコープのような生活協同組合のほか、農業協同組合、漁業協同組合、森林組合、信用金庫、信用組合など約4万1千の協同組合があり、のべ1億820万人を超える組合員が加入しています。
その中でも生協の組合員は日本全体で約3000万人、日本の全世帯の約4分の1が加入しています。
協同組合をもっと広めていくために

2025年は国際協同組合年です。国連は一年間を通じて、平和と安全、人権の問題など、ひとつのテーマを設定し、全世界で取り組みを進めるために「国際年」を制定しています。
その一環として、さまざまな分野でSDGsに貢献している協同組合を評価し、2025年を2012年に続き2回目の国際協同組合年に定めました。
協同組合が果たしている役割をより多くの人に知ってもらい、取り組みを広げていく機会としています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。
ゴハンのもと編集部