「酢造りは酒造りから」が原点。すべての工程に妥協しない手間を惜しまず行う
「お米の甘みとまろやかなうま味を感じる」「ツンとしない」と人気のCO・OP国産米で作った特選純米酢。香り高くふくよかな味わいは、原料に国産米のみを従来比の約1.6倍(CO・OP純米酢と比較)量で使用し、精米から熟成に至るまで一貫して自社で行うこだわりから生まれます。

「酢は、酢のもととなる酒のもろみの味によって、おいしさが決まります。その酒のもろみの味は米こうじの出来に左右され、米こうじの出来は米の蒸し方や菌の生やし方で…とすべてがつながっていますから、どの工程も手を抜けません」と内堀醸造の木田さん。醸造の工程で大切にしているのは「菌(微生物)との対話」です。酢や酒のもろみを作るこうじ菌、酵母菌、酢酸菌などは同僚のような存在で、そうした菌に元気に働いてもらう環境を整えるのが人間の役目だと話します。
そのままでも、料理のアクセントにも
利用者からは「体にいいお酢を毎日取り続けるには?」という声も届くそう。そこで木田さんからアドバイスをいただきました。「酢の物などでそのまま楽しむことはもちろんですが、お料理に少し足して味に奥行きを出す使い方もおすすめです。こしょうやハーブのように『スパイス感覚で味変する』ととらえていただければ取り入れやすいと思います。甘みとうま味がしっかりした酢だからできる使い方です」。
CO・OP国産米で作った特選純米酢のおすすめレシピ
■内堀醸造 木田さんのおすすめ簡単レシピ
・玉ねぎのカレーピクルス
玉ねぎ(200g)を薄切りにし、調味液「酢(大さじ6)、砂糖(大さじ5)、塩(大さじ1/2)、カレー粉(小さじ1~2)」に半日ほど漬けて出来上がり。
パンにサンドしてもおいしいです!

・ちょい足し・味変
酢じょうゆ:しょうゆ10に対して酢1の割合で加えます。うま味がしっかりしているので、違和感なく使え、減塩にもつながります。
酢ジャム:ジャムに少量の酢をプラス。ジャムの甘みに酸味が加わり、フレッシュな果実感が味わえます。

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ゴハンのもと編集部