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牛乳を飲むだけで世界の子どもを助けられる!!

SDGs、サステナブル、持続可能な社会…。最近よく聞くようになったけど、自分には無縁だと思っていませんか?でも実は、サステナブルは日常の中にたくさん潜んでいるんです!

ワーママゆっこと一緒に学ぶ、今日からできる社会にちょっといい暮らし。そのヒントをお届けします。

第6話 牛乳を飲むだけで世界の子どもを助けられる!!

牛乳でできる国際貢献。ユーコープのみるくぼきん

ユーコープでは、毎年6月~8月におうちCO-OP(宅配)や店舗でコープ商品の牛乳1本(1リットル換算)をお買い上げごとに1円を、ユーコープがユニセフと国連WFPに寄付し、世界の子どもたちを支援する「みるくぼきん」に取り組んでいます。

世界ではたくさんの子どもたちが飢えに苦しみ、さらに学校に行きたくても行けない子どもたちが1億人以上います。こうした状況に少しでも支援ができればと、これまで長年ユニセフ募金に取り組んできたコープかながわ(当時)からの呼びかけで、2008年に「みるくぼきん」を開始しました。利用が多い牛乳の供給を通して、ユニセフおよび国連WFPへの寄付をユーコープ全体で進めています。

「みるくぼきん」の主な支援内容

①ユニセフ「暴力と虐待から子どもを守るカンボジア指定募金」
2019年~2023年の5年間、教員や保護者への「暴力を使わない指導法・子育て法」の研修に募金を使用しています。

カンボジアでどんな支援をしているの?
1970年代以降の内戦や混乱の影響により暴力が世代間連鎖し、周辺国と比べ暴力を経験している子どもが多いカンボジア。「みるくぼきん」などを通じ、皆さんからお寄せいただいた募金は、学校や家庭などで日常的に子どもに関わるおとなが「暴力を使わない指導法や育児法」を学び、子どもへの暴力をなくしていくことに使われています。

カンボジアのラタナキリ州にある農村地域で、子どもたちにポジティブな子育てに関するポスターを見せるファン・チャンニーさん

©UNICEF Cambodia/2021/Khiev Pharin

「研修に参加してから、怒鳴ったりたたいたりせず、穏やかでやさしい言葉で説得するようにしています。そうすると、娘たちは私の話をよく聞いて理解してくれるようになり、危険な遊びをしなくなりました。」とチャンニーさんは話します。

教師向けの「ポジティブ生徒指導法」の研修テキストから
絵が多く視覚的で分かりやすいテキストを用いて教師が生徒に怒りを直接的にぶつけない、暴力を使わない指導方法を学びます。

生徒に怒りをぶつける悪い例 
怒りたいときに深呼吸で気分を鎮める方法 

②国連WFP「学校給食プログラム」

ⒸWFP/Michael Duff

国連WFPは、飢餓のない世界をめざして活動する国連の食料支援機関です。世界では多くの子どもたちが毎日空腹のまま学校に通い、そのため授業に集中できずにいます。畑仕事や家事を手伝うため、学校に通うことすらできない子どもたちも大勢います。国連WFPは食料が必要な地域を選定し、1年間1日1食栄養価の高い学校給食を支給しています。給食支援によって、子どもたちが学校に行くきっかけにもなり、出席率や成績向上にもつながっています。

みるくぼきんの募金結果と支援内容はこちら

ユーコープのお店や生協の宅配おうちCO-OPでは、期間中に現金やポイントで直接募金することも可能です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。今回の企画が毎日の暮らしにお役に立てれば幸いです。またお会いできる日を楽しみにしています。

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